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Craft MILL
3DCAMソフトウェア

簡単・高精度な3次元CAMソフトのスタンダード

Craft MILLは誰でも簡単に扱えることをコンセプトに開発された、超簡単・高精度な3D CAMソフトウェアです。
工具・材料設定のデータベースを搭載しているため、加工条件を選択していくだけの簡単作業で、 初心者の方でも導入後すぐに加工が可能。また、サーフェスデータを直接オフセットする演算方式を採用しており、高精度な仕上がりを実現します。


製品スペック

リモート演算 LAN上に繋がった別のPCへ演算処理をさせる機能。空いている他のPCを利用して演算処理を行うことで、現在オペレーション中のPCの負荷が無くなります。
リモート演算中はCraft MILLの操作・編集作業を行うことが可能です。
取り残し処理 部分切削を使って最小工具径で隅取りをする作業を自動的かつ効率的に加工する為のパスを自動生成するモード。前工程で使用した工具の径を見て、仕上げ形状の設定とによって取り残した部分をシステムが自動検出。さらに自動検出された取り残し部分を指定された工具で高率的なカッターパスを生成します。
また、角度指定により稜線に沿った加工や、稜線に対して直交する加工ができる為、多彩なカッターパスを作成することが可能です。
平坦部周回 指定した角度以下の領域を平坦部とみなし、周回走行でパスを生成するモード。ワークに対するダウンカット切削を守りつつ、早送り移動の少ないカッターパスを作成します。
等高線+走査線 傾斜が緩やかな面に対しては走査線加工、急峻な面に対しては等高線加工を行う場合に有効な機能です。
「角度」を指定することで、指定角度範囲内のみそれぞれのカッターパスを生成します。(等高線加工と走査線加工を併用)
設定値ヒストリ 作成した加工条件を自動で登録するため、過去に作成した加工条件を再利用することが可能です。また加工条件のインポート/エクスポート機能もあるため、他のユーザーとノウハウを共有することが可能です。
パス編集機能 必要のないカッターパス箇所を、様々な条件から削除が可能。切削加工の効率化を図る事が出来ます。
また、カッターパスのコピーが行える為、多数個切削の演算時間の削除も可能です。

動作環境

CPU 32bit版:Intel®Core®プロセッサおよび、同等以上のCPU
64bit版:Intel®Xeon®またはCore®プロセッサおよび、同等以上のCPU
メモリ Windows Vista® :1GB以上(2GB以上を推奨)
Windows® 7 , 8.1 , 10(32bit):1GB以上(2GB以上を推奨)
Windows® 7 , 8.1 , 10(64bit):2GB以上(4GB以上を推奨)
ハードディスク 2GB以上
対応OS Windows Vista® Business(SP2) 32bit / 64bit
Windows® 7 Professional(SP1) 32bit / 64bit
Windows® 8.1 Pro 32bit / 64bit
Windows® 10 Pro 32bit / 64bit
グラフィックボード OpenGLに対応したグラフィックボードの使用を推奨
(グラフィックカードのドライバーのインストールが必要)
入出力ポート USBポート(ハードウェアプロテクトキー取り付け用)
その他 CD-ROMドライブ(インストーラCD-ROM読み取り用)
マウスなどのポインティングデバイス


※動作環境はあくまで必要最低スペックです。大容量データ等を扱う際には上記以上のスペックが必要となります。s


ハイブリッドデータとは?

リバースモデリング・数値制御によるモデリング等で作成したCADデータと、スキャンデータ等から生成したSTLデータ(ポリゴンメッシュ)を組み合わせた手法が「ハイブリッドモデリング」です。CADの汎用データと高精細STLデータを組み合わせることで、リバースモデリングにデザインとしての価値を付与します。

作成事例:ハイブリッドモデリングによるレンズカットの作成

リバースモデリング・数値制御によるモデリング等で作成したCADデータと、スキャンデータ等から生成したSTLデータ(ポリゴンメッシュ)を組み合わせた手法が「ハイブリッドモデリング」です。CADの汎用データと高精細STLデータを組み合わせることで、リバースモデリングにデザインとしての価値を付与します。

元となる形状のスキャンデータは、リバースモデリングを行いCADデータ化します。

CADデータはボクセルモデラー(ここではGeomagic Freeform®を使用)に読み込み意匠面を作成。微細な形状・有機的な面をモデリングし、STL(ポリゴンメッシュ)データにエクスポートします。

作成したレンズカットのハイブリッドデータは、Craft MILLにて加工計算を行います。荒取りから仕上げまで、高精度かつ再現性の高いパスの作成を行います。

作成したパスデータは切削加工機(ここでは3D-MILL K-650を使用)で切削。切削加工は3Dプリンターでは難しい素材でのアウトプットや、微細な面の加工に適しています。


ハイブリッドデータの加工に最適なCAM

Craft MILLでは、Rhinocerosのネイティブデータに対応しているため、ハイブリッドデータへの対応が可能。また64bit PC環境において、2GBまでの大容量STLデータに対応しているため、大物のスキャニングモデルや有機的な形状のモデルも加工が可能です。
その他にも粗いポリゴンデータに対しカッターパスを自動で細分化する「ポリゴンスムージング」など、STLデータに対する機能が備わっており、ハイブリッドデータに最適なCAMソフトです。

他の3DCAMソフトとは違うパスの計算方式

3次元CAMソフトの多くは、取り込んだサーフェス(曲面)データを、一旦ポリゴンに変換してからカッターパスを計算する方式を採用しています。この方式は、計算時間が早くなる反面、元のデータをポリゴンに変換してしまうため、元のサーフェスデータのような滑らかな曲面の再現が困難です。
Craft MILLでは、CADやCGから取り込んだサーフェスデータを直接利用し、オフセット計算と仮想工具を使った接触計算により、滑らかな曲面に対する再現性が高く、パス落ちやパスの乱れが少ない高品質なカッターパスを生成します。

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