ひとことで言うと「「ボクセル」を使った3D形状作成の手法」です。
「ボクセル」の強みを活かした、CADでは表現し難い形状のデジタルデータ化手法です。ボクセルは3Dプリンターとの相性も良く、デジタルマニュファクチャリングツールとCADデータのブリッジも可能なデータフォーマットです。「コンピューティショナルデザイン」で生成されるサーフェスをボクセルでコントロールし、金型加工やレーザー加工用のデータをつくるまでのプロセス提案も可能です。
ボクセルは従来のクレイモデリングをデジタル化し、デザイナーのイメージを短納期で3Dデータ化することが可能です。また、3Dプリンティングなどのアウトプットのデータとの互換性が高いため、試作までのプロセスを短くし、バリエーションモデルをつくることが出来ます。このシステムを活用することで、いままで誰も見たことのない新しいデザインを生み出せるかもしれません。

また、ボクセルをベースにすることで、モデリング / レンダリング = 3Dプリンティング（RP / 試作） = 3Dプリンティング（アデティブ / 金型）のデータを単一データとして捉えることができます。デジタルマニュファクチャリングを推進する新しいプロセスの発想に繋がる3Dフォーマットとして、普及の兆しを見せているデジタルプロセスです。

https://intervoxel.jp

ジェネレーティブデザインをインターボクセルで加速させることが可能です。
コンピューターの高速化により、3次元データはさらに大容量化がすすみ、多くのものがデジタル化されます。サーフェスデザインに関わる領域は、大きく影響を受けることは間違いありません。
弊社デザインコンサルティング事業部では、各企業のデザイン部門に、デジタルデータの活用を前提とした「デジタルサーフェスデザインライラリ」の普及を推進しております。従来手法にとらわれず、デジタルデータを活かした、自由で新しいデザインを皆様に活用していただきたいと考えています。そのアウトプットのひとつとして、レーザーテクスチャリング加工がより身近になることが、サーフェスデザイン領域において大きな技術革新になります。
デジタルデータをコントロールしながら作成した、レーザーテクスチャリングによる加工テストピースなど、実際に見ていただきながら、「サーフェスデザイン」の可能性を感じてもらうことが出来れば、と思います。
より詳しいご説明をご希望の方はぜひ当社デザインコンサルティング事業部にお問合せください。

Freeformは、ボクセルデータをベースとする唯一の「触感デバイスモデラー」です。ボクセルは複雑な形状の表現も可能なフォーマットであり、シボなどの形状再現も可能となります。また、上位機種であるFreeform Plus はCADのカーネルも搭載し、CADとボクセルをハイブリッドでモデリングすることが可能なソリューションです。そのため、微細な形状で大容量なデータをコントロールし、データフォーミングするための必須ツールであると考えます。