開発の背景
身体にあった板バネがない
障がいを持った人による義足のスポーツは、日本では依然としてハードルの高い競技です。その一つの要因として「スポーツ義足のコスト」と「スポーツを専門とした義肢装具士の不足」があげられます。より多くの人が義足スポーツをはじめてくれるきっかけとして「どれを選んでいいかわからない」「調整の仕方がわからない」という初期の不安を解消してくれるようなシステムの必要性を感じ、このシステムをつくりました。
装着者の情報をインプットすることで、適切な板バネ・義足・アライメント情報を参考値で示してくれます。
走れるんだ！という希望をつなぐ
多くの切断者が、もう体を動かす、スポーツをするということを諦めてしまっています。「障害を乗り越えて」という言い方でなく、誰でもが、どんな状況でも、当たり前のように、生活しスポーツを楽しむことができる社会をつくりたいと考えています。
いろんな人に最適な義足を届けたい
我々は、子供から大人まで、初心者からアスリートまで、世の中にあるいろいろな板バネを試して、スポーツを楽しむ環境をサポートしたいと考えています。「義肢装具士との接点が生まれにくいところに住んでいる方々が、走ってみようと思うようになるようなソフトウェア」「自分にあった板バネや義足にたどり着きたいと思っている競技者のためのソフトウェア」を目指しています。
まずは、記録と板バネの関係性で遊んでみてください！
誰もが利用できるシステムに
WEBサイト形式で、スマートフォンからでもパソコンからでもアクセスできます。より多くの人につかってもらい、いろいろな板バネがあって、それぞれ自分に適したものを選択できる社会をつくるお手伝いができればと考えています。
システムの解説
1
身長・体重・切断状況をインプットしていきます。
2
競技種目や、目標記録に応じたレベルを設定します。
3
インプットに応じて、板バネと装着参考情報が表示されます。
※多くの義足選手の走行時のたわみ量を推定し、義足タイプ(競技クラス)やレベルごとの目標たわみ量を設定することで、どの剛性タイプの板バネが目標のたわみになるかを判定する独自のアルゴリズムを用いて判定しています。
4
選んだ板バネで、走ってみよう！
アライメントノートWEB（β版）
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ソフトウェア専用プロダクト
スニーカーのように、日常用義足に取り付けられるエントリーモデル
まず“走ってみる”を実現するビギナー用スポーツ板バネ
関連ソフトウェア
スポーツ義足のアライメントを
デジタルで管理していきましょう。
