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実践、リバースモデリング!DESIGN MANUFACTURING CLASS in KUDAN #07 イベントレポート

ケイズデザインラボが培ってきたデザインや製造に特化した3Dツールテクニックや、機材を活用したビジネス開発、助成金取得にいたるまで、様々なノウハウを共有するオープンイベント「DESIGN MANUFACTURING CLASS in KUDAN」(通称DMC in KUDAN)。
2018年7月18日(水)の回は、『設計・製造ソリューション展』フォローアップと位置付けた、「スキャンデータのCAD化プロセス」の第2弾。超実践的・ハンズオン形式リバースクラスの開催です。

スキャンデータをCADに橋渡しするツール「Design X」

さて、下の写真に写っているのは、ケイズデザインラボオリジナルの金型です。今回ご参加の皆様にリバースモデリングを行っていただく題材、いわば「課題」です。
全部の3Dモデルを作成すると時間を要してしまうので、本日は一部分のみです。

 

前回のDMCでお話した、自動面についてのおさらいです。
ソフトによって、同じソフトでも自動面作成の仕方でデータ容量がかなり左右されるお話をいたしましたが、有機形状は数値の寸法情報を必ずしも必要としないため、自動面はとても相性のよい手法のひとつなのです。

スキャンデータは点群データ(3次元の座標のあつまり)だったり、メッシュデータ(三角形のポリゴン)だったりでエクスポートされ、そのままCAD上で使用するデータではありません。
そこでCADへの橋渡しとして使用するソフトウェアが「Geomagic Design X」です。

 

リバースモデリングの前に、考慮すべき点もお話いたしました。
ポイントは3点、「用途」「精度」「アウトプット」です。さほど精度を必要としない場合に手間をかけてしまうと、データ作成プロセスとしては非効率的ですね。

いざ実践、CADライクモデリング

さて、リバースについてお聞きいただいたところで、実践です。読み込んだデータは前述の金型の一部分です。スキャンからお見せしたかったのですが、本日はあらかじめスキャンデータをご用意いたしました。

Design Xのポイントは、「CADのようにモデリング操作を行う」ところ。
このカラフルな状態は領域分けを行ったところです。近似の形状を自動的に分析し、モデリングの手助けをしてくれます。

読み込んだデータの座標が正しい位置にない場合、位置あわせが可能です。正確なリバースモデリングはもうすでに始まっています。

実はリバースモデリングで誤差がゼロのデータを作成することは不可能です。大切なのは、どこを精度よく、いかに誤差が少ないデータを作成するか。スキャンデータはあくまでも「参考」にしているだけにすぎないのです。

かなり実践型のリバースセミナーとなりましたが、参加者の皆様、偏差の比較まで無事にたどり着きました。データにより適切な「用途」「精度」「アウトプット」がキモになるのがリバースモデリング。扱える人口が少ないからこそ、できる人を増やすことが必要不可欠です。

本日はここまで。スキャンデータ活用シリーズから一転、次回はまた毛色の違うクラスを開催します。どうぞお楽しみに。

イベント概要

 『DESIGN MANUFACTURING CLASS in KUDAN #07』
 より効率的に精度よく。リバースモデリングクラス
 2018年7月18日(水) 17:00〜19:00

イベント情報は随時更新いたします。ご参加やイベントに関するご質問等、お気軽にお寄せください。

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