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レッツトライ、構造最適化。DESIGN MANUFACTURING CLASS in KUDAN #04 イベントレポート

ケイズデザインラボが培ってきたデザインや製造に特化した3Dツールテクニックや、機材を活用したビジネス開発、助成金取得にいたるまで、様々なノウハウを共有するオープンイベント「DESIGN MANUFACTURING CLASS in KUDAN」(通称DMC in KUDAN)。
2018年4月25日(水)の回は、「solidThinking® Inspire」を用いた構造最適化とデザインがテーマです。

コンピュータが行う、最適化されたデザインとは?


本年よりケイズデザインラボで取り扱いを開始したソフトウェア「solidThinking® Inspire」(アルテアエンジニアリング株式会社)。設計エンジニアやプロダクトデザイナーが構造特性に優れたデザインを作成・検証するためのコンセプト設計(トポロジー最適化)ツールです。

ケイズデザインラボでは、プロセスの作り方と使用方法の方向性を探っており、人の手以外で形状を作成する「ジェネレーティブデザイン」の必要性に着目し、今回アルテアエンジニアリング株式会社様にご協力をいただき、トポロジー最適化を活用したデザインワークをご提案しました。

想定される荷重や拘束条件に対して不要な部分を削り、必要な部分だけを残す処理を「トポロジー最適化」と呼びます。コンピュータ技術を活用して製品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行う行うツールをCAEテクノロジーと呼びます。
今回はスタイリングする時点でエンジニアリング的にデザインに最適化をかけた事例をご紹介です。

まずは基本形状に「荷重」「肉厚」「型抜き方向」などの条件を設定し、最適化内容を設定。
条件設定によって、全く違う形状に最適化されるのが面白いところです。(どんな最適化結果になるのかは、会場でのおたのしみですが)

後半戦は応用編、著名なプロダクトの形状に最適化をかけてみます。特定の箇所に荷重をかける設定で最適化を施します。

Inspireはソフトウェア上でモデリングも可能。ポリゴンデータをトレースするようにCADデータ化ができる、「PolyNURBS」モデリングが特徴です。最適化した形状をガイドにしながらモデリングができます。
最適化したデータは他のソフトウェアでさらにブラッシュアップが可能。お使いのソフトウェアで設計しアウトプットまでの流れが構築できます。

「それは本当にデザイナーが作ったデザインなのか」

本日のメインは、参加者同士の座談会!実際の仕事で最適化をどう使うのか?をテーマに、ディスカッションを行います。

「繰り返し実験をInspire上で出来ないか」「原材料が高価なので、軽量化することでコスト削減に繋げたい」

「繰り返し実験のシミュレーションも、材料を設定した解析もソフトウェア上で可能です」(アルテアエンジニアリング様)


「自分ではなく、コンピュータが作ったデザインになってしまう」


「どんな最適解を求めるか考えないと、デザインが袋小路に陥ってしまいそう」

盛り上がりを見せた座談会ですが、残念ながら本日はここまでです。参加者のみなさまのご意見に、スタッフ一同考えさせられました。
ものづくりのジェネレーティブデザインの枠がこれから増えていくであろう中で、デザイナーという立場がどこまで構造を考えるべきなのか。多様な課題をケイズデザインラボと考えながら、デジタルツールを使いながらデザインプロジェクトを考えてみませんか?

ツールの使い方は無限大。今後も新しいツールを使用した勉強会を開催予定です。どうぞお楽しみに。

イベント概要

 『DESIGN MANUFACTURING CLASS in KUDAN #04』
solidThinking® Inspire デザインプロセス体験会
2018年4月25日(水) 17:00〜19:00

 

イベント情報は随時更新いたします。ご参加やイベントに関するご質問等、お気軽にお寄せください。

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