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盛大な技術の大盤振る舞い。secca謹製トロフィーメイキング映像を紹介 #eATKANAZAWA

2017年1月27日-28日にかけて金沢市アートホールで開催された「eAT 2017 in KANAZAWA
第一線で活躍するクリエイターや新しい才能が一同に会し、プレゼンテーションや夜を通して語り合う夜塾など、濃密な交流が生まれる場です。1997年の開催以来、エレクトロニックアートの祭典として さまざまなゲストを招いて開催されてきました。

1日目の表彰式で授与されたsecca Inc.謹製のトロフィーが、遊び心たっぷりに盛大なる技術の大盤振る舞いでつくられていたのでご紹介します。
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secca Inc.は、伝統工芸の技と3Dデジタルを掛け合わせてプロダクト開発を行う金沢を拠点とするスタートアップ企業。昨年に続きトロフィー製作を担うことになり、まずは実行委員長 中島信也さんの顔をスキャンすることに。
3DスキャナーはEinScan Proを使用。
※顔に吹いているのは、スキャンしやすくするため(テカリ防止)の制汗スプレーです。吹き過ぎ注意!(しかもセルフで!?)
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触感モデリングデバイス Freeform Plusで欠けたデータを補正。
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3Dデータをもとに切削加工機「K-650」で石膏を削り出し、型を製作。陶芸家の手によって仕上げられていきます。
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土台は圧縮杉からベースやギターを製作する楽器職人北出さんによる技。ここでも切削加工機を活用。
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ロゴもしっかり。

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組み合わせると、特製 なかじましんや型”おきあがりこぼし”の完成。迫力があります。

“NAKAJIMA SHINYA OKIAGARI”
Made by secca Inc.
Filmed by Kazuhiro Morisaki.

 
全編は、ぜひ映像作家森崎和宏さんの映像でご覧ください。Making of "NAKAJIMA SHINYA OKIAGARI"

 
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若手クリエイター支援を行う宮田人司さんの元に 楽器職人、映像作家、陶芸家、プロダクトデザイナーなどそれぞれ個性ある若手クリエイターが集う金沢。

便利なデジタルツールをフル活用することは確かにものづくりの幅を広げますが、デジタルだけでは決して完結することがありません。ツールを使いこなすことと、使う人の技がぴったりはまってこそ、意義のある手法なのだと改めて思い知らされます。しかし、これぞ技術の無駄使い。盛大な大盤振る舞いです。

今回、ケイズデザインラボで導入いただいた切削加工機「K-650」、「Geomagic Freeform」、「EinScan-Pro」をフル活用していただきました。さらにどんなプロダクトが生まれてくるのか、本当に楽しみにしています。

結果発表

eAT2017 大賞(金)は、映画「この世界の片隅に」片渕須直 監督が受賞。
eAT2017 奨励賞(銀)は、secca Inc.の北出斎太郎さんが受賞!(製作した当人が驚きの受賞とのこと)

他、#eATKANAZAWA 登壇のつぶやきはハッシュタグで。行けなかった方は、ぜひ来年の開催をお楽しみに!

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