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NOSIGNERのデザイン発想に迫る展覧会「ノザイナー かたちと理由」開催

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第355回企画展 「ノザイナー かたちと理由」展が10月16日からスタート。
メインビジュアルにも使用されている 月周回衛星「かぐや」が観測した3Dデータを元にした照明「THE MOON」をはじめとした2006-2016年までのアーカイブ展示(地下)と新作展示(1F)で構成されています。

「もし全てのデザインが自然の模倣なのだとしたら。あるいはデザインという行為そのものが、自然の進化を無意識にシミュレーションする行為だとしたら」という仮説から、「デザインは、物の生物学だ」という考えに基づき、人工物と自然物を対比させ、かたちの奥にある理由や、デザインを発想する方法に迫ります。

公式サイトにある通り、デザインが施された人工物の生態系と動植物などの自然の生態系を対比しながら、よりシンプルに分解し「かたちとその理由」が解き明かされています。
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階下に降りると、グラフィックを主軸にした「災害復興と防災」「オープンソース」「文化・地域・伝統」にまつわる仕事群のアーカイブ展示が。
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防災ハンドブック「東京防災」や日本の伝統を次世代につなぐブランド「aeru」など、これでも一部だそう。

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手前のスペースで輝く「THE MOON」は優しい光を放っています。この照明は、東日本大震災のあった2011年の3月19日、地球に最接近して大きく明るく見えたスーパームーンを再現したもの。災害で停電した日本を照らした希望の月を再現するべくデザインされました。

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実は、この3Dデータを球体に正確に表現する際のテクニカルをケイズデザインラボで担当しています。2011年、まだスタッフも少なく、事務所も恵比寿(最初の恵比寿事務所)にあった頃のこと。
現在ではすこしずつポピュラーとなってきた「D3テクスチャー®」技術を用いて実現しました。3Dプリント(物体化)した際の陰影が逆になるため、データではそのことを考慮して厚みも逆になります。

当時の様子は代表 原のブログにて ▷The Moon – NOSIGNER|3Dデジタルデザインと日々の出来事

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太刀川さん、関係者の皆様、開催おめでとうございます。

会期は10月31日まで。ぜひ、足をお運びください。THE MOONの実物が見られる機会は貴重のうえ、デザインを生業にしている方もそうでない方も、思考を巡らせる体験になるのでは。日曜・祝日が休日ですので、お気をつけ下さい!

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第355回企画展
ノザイナー かたちと理由
会場写真

会期:2016年9月16日(金)~10月31日(月)
会場:東京都 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ACCESS
時間:11:00~19:00
休館日:日曜、祝日
料金:無料

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